2015年05月31日

音で描く物語からの道【後編】

さらばつくばということで。
北千住で乗り換えつつ、結局、上野動物園に行くことに。
川崎大師も良いのですけれど、祖母との思い出が結構あるので、今行ったらなんか、うわーっと淋しくなりそうな気がしたんですよね。
そういう意味では上野動物園も祖母と来たことあったなあと気づいたのは上野についてから。
開園時間を確認しようとして、月曜休園だと気づかされたのは、公園口を出てしまってから。

何かもう、どこにも行くところが思いつかなくて、結局恩賜公園を散策することに。
上野なら、近くには国際子ども図書館だってあるじゃない!
中に入れなくたって、写真を撮ればいいじゃない!

月曜日の恩賜公園は思っていたより人出が多くて、途中で見かけたスタバの上野恩賜公園店(和風な外観が素敵!)もかなり混んでいる模様。

東京文化会館、国立西洋美術館、東京都美術館、旧東京音楽学校奏音堂、法隆寺宝物館、東京国立博物館黒田記念館別館&上島珈琲店の外観だけ見たところで、遂に国際子ども図書館前へ。
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素敵な洋館っぷりに、もう少し良いカメラポイントを探したくて、そのまま道なりに歩くことに。
どうせ時間ならたっぷりありますからね。
けれどもすぐに研究所やら高校やらに変わってしまい、なかなか入れるところは見つかりません。

しかも途中、見覚えるのある景色が!
スクーリング合わせでちょこちょこ入谷に泊まっていたんですが、どうやら入谷から大学に抜ける徒歩ルートに行き当たった模様。

その辺りを懐かしみつつ、もう少し道なりに歩いてみることにします。
「もう少し歩いたら建物と建物の間が細く開いていて、そこから図書館の裏手に回れたのに」
とか言われたらショックですもん。

そのまま歩けども歩けども、左手にはとにかく大きな建物が並んでいて、これってまださっきの高校の校舎かな、どれだけ大きな高校なんだと驚きながら(中高一貫校かも?)、さらに歩くこと暫し。

急に人通りが多くなって、地元の国立大学前とそっくりの景色に。
道を挟んだ左右に広い門があって、建物もあって、若いお兄さんお姉さん(学生さん?)がわらわらいるという、そんな感じ。
あれ、ここもしかして大学かな、と思いながら、通過すること暫し。

上島珈琲店が見えてきて、どうやら一周したらしいと知ったのでした。
開館日に敷地の中に入ってじゃないと、建物をぐるりと見ることはできないようです。

しょんぼりしながら不忍池へ。
新緑の季節だもの、花は無理でも蓮の青々とした葉っぱだけでも見るんだーと勢い込んで向かったは良いものの。
葉っぱは全然時期じゃなくて、上野を選択したこと自体がやはり間違いだったと気づくせつなさよ。
何事も事前の準備やリサーチが必要なんだよなあ。

じゃあもう大定番の川崎大師に移動して久寿餅(&とんとこ飴)でも食べようかなあということで、品川経由で京急線へ。
直近は蒲田止まりか羽田空港行きしかなくて、蒲田で乗り換えればいいかと羽田空港行きに乗ることに。

結局蒲田で降りる気にならなくて、そのまま羽田まで乗ってしまいました。
国内線ターミナルに着いた時点で14時28分。
ブザーが鳴ってランプが点いて、降りてみたら地震のために運転見合わせますのアナウンスが。

あれかな、どこそこに足を伸ばす気になれなかったのは、このせいかな。
何となく察知してたのかな。
うん、そうかも。

とりあえず行けるとこまで行ってみたら帰って来られませんでした(てへぺろ)とならなくて良かったと胸を撫で下ろしつつ、到着ロビーで買った本の続きを暫し読み漁ることに。
気が済んだら今度は第2ターミナルの端から端まで、隅の隅まで見て回って試食もさせていただいて、職場へのお土産を検討しながら時間を潰し。

挙句、出発ロビーは変更になるわ、点検箇所が見つかったとかで飛行機はだらだら遅れるわで、結局羽田で5時間過ごしてしまいました。
自分内新記録かも。

幸いリムジンバスのある時間内には着けたので、そのままパーク&ライドのバス停までひとっ走り乗せてもらい、ちゃんと持って帰ってきた自転車のカギを活用して、巣穴まで無事にたどり着くことができました。

次は6月13日ですよと教えていただいたので(実は14日だった模様)、それに向けてまた日々を頑張ろうっと。
今回も楽しい演奏旅行(ただし聴く方)でした。
良かった良かった。


posted by Yuki at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年05月30日

出張ステージ PRESETED BY 調布音楽祭 IN 上ノ原ふれあいコンサートへ行こう。



行こう行こう。
つくばカピオの次は上ノ原小学校体育館へ行こう。

上ノ原まちづくりの会が主催する、第11回上ノ原ふれあいコンサートに森下兄弟が出演するとのこと。
第一部が定番の神代中学校合唱部による合唱、
第二部が調布音楽祭2015のアウトリーチ「森下唯によるピアノコンサート」、
というプログラムになるようです。

公共交通機関に頼るしかない身から言えば、
上ノ原小学校の門まで徒歩1.4kmの距離にある「京王線柴崎駅(新宿から200円)」が最寄りっぽいんですが。

特急&準特急)新宿→明大前→調布

急行&区間急行)新宿→笹塚→明大前→桜上水→千歳烏山→つつじヶ丘→調布

快速)新宿→笹塚→明大前→下高井戸→桜上水→八幡山→千歳烏山→仙川→つつじヶ丘→調布

各停)新宿→笹塚→代田橋→明大前→下高井戸→桜上水→上北沢→八幡山→芦花公園→千歳烏山→仙川→つつじヶ丘柴崎→国領→布田→調布

うん、各停しか停まらないのはさすがに厳しいかな。
だったら選択肢が広くて運賃は変わらない「つつじヶ丘(1.5km)」の方が、計画は立てやすいのかも。
posted by Yuki at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(イベント) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年05月29日

音で描く物語からの道【前編】

コンサートから一晩明けて25日(月)。
チェックアウトして巣穴に戻る日です。
しかもフライトの時間まで予定は真っ白。
月曜日だけに、いつもならうはうはで伺う○○館系は軒並み休館という悲しさよ。

とりあえずチェックアウトの10時ギリギリまでいることにして、
コンサート後に梯子して買った本を読み漁ることにします。

そんなこんなで遂に10時。
そのままつくば駅に向かう途中、ふと、今回の素敵コンサートを主催して下さったご本家、つくば子ども劇場を見に行っていなかったことに気づきました。
折角なので、そのまま地図アプリを片手に迷うこと暫し。
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幼稚園の園舎を髣髴とさせる建物の2階がどうやら劇場……の事務所のようです。
ここで皆さんが知恵を絞って、閣下のコンサートについて考えたり準備したりして下さったんだなあと感慨に耽ること暫し。

「あそこに何か変な人が突っ立って写真撮ってるわ!」
などという事態になった日には本当に恥ずかしいので、
今度こそつくば駅に向かいます。




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2015年05月28日

そしてたどり着いた音で描く物語【後編】

余韻に浸っていたいけれど、いつまでもホール内に居座るわけには行かず、ロビーへ。
アンケートを書かなくちゃとまごまごしているところへ、関係者口らしきところから閣下御入来

不意打ちに大興奮しているところに、
いつも遠くからノコノコやってくるヤツだとお気づきになったようで、
お話させていただけることに。

ふと振り返ると私の後ろに長蛇の列が。
いつの間にやら一番手になっていた模様。

ますますあわあわしながらご挨拶をして、
今度はツイッターでもお声掛けくださった関係者様にご挨拶を。
「この場にいる誰に話を振っても、閣下のお話で盛り上がれるんだぜ、すげえ」
とか思いながら、たくさんお話させていただきました。
ホントここまで来てよかった。

それからゆっくりとつくば子ども劇場の取り組みや新聞記事などの展示を見せていただいて、
年間スケジュールの一つとして消化されていくコンサートではなくて、
むしろこのコンサートに向けて他のイベントやワークショップがぶらさがっているような、
そういうある種の集大成的なコンサートだったのかなと思ってみたり。

全席自由である以上、ある程度は仕方ないかと思うのですが、
折角なら開演前にこういう素敵な展示を楽しんで、
そういう経験を積んだ子ども達が、一緒にこのコンサートを見ているんだなあとか思いながら、
素敵演奏を拝聴したかったような気がします。

一度お話させていただいたくせに、
もう一度閣下に突撃させていただいて、
念願の「お写真一緒に願いします」を叶えたところで、
遂にお暇することに。

だってねえ、このコンサートのための上京なので、コンサート終了後はもうすることなんて何もない訳ですよ。
フライトの時間まで予定は全部白紙。
そういう意味ではいつまでも居座れるんですが。
でもそれじゃあ撤収の問題とかも出てくるし、いつかはお暇しなきゃならない訳で。

それに6月13日の演奏情報(正しくは14日だったようです)を教えていただいたので、
年休とか交通機関とか、手配の準備を始めないと。
ここで燃え尽きてしまわずに、次を楽しみに頑張らなきゃ。

巣穴からここまで、実は1,300kmあるんですが、距離を理由に来なかったらきっと、行かれた方の感想を読みながら後悔しただろうなあと思います。
今回も来て良かったなあ。
posted by Yuki at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(イベント) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年05月27日

耳が幸せ目が幸せの音で描く物語【後編】

10分間の休憩で、閣下の腕の乳酸値が改善されたことを祈りつつの後半戦です。

◆『魔法少女まどか☆マギカ』より Puella in somnio(夢の中の少女/ほむらのテーマ) 梶浦由記(森下編)


閣下曰く「黒の魔女のテーマ」。
ううう、分からない。
今回唯一の知らない曲です。
知らないと楽しめない、つまらないとまでは言わないけれど、私程度の理解力ではこの曲からどんな物語が描かれていくのはピンとはきにくい気がします。

閣下が「これは元々SF大会という似たような趣味の人が集まったところでやったもので…」というようなことを思わず(?)こぼしてしまう気持ちが大変よく分かります。
自明の知識が違う(しかもどの程度違うのかは分からない)集団が相手じゃあどこまでが自明でどこからが要説明なのか、分からなくなりますよね。

勿論、例えば「ハイキュー!!」のいわゆる「及川徹のテーマ」やワンピースのアイキャッチのように、あるキャラクターと密接に結びついたある種の出囃子のような物があることは承知しています。



そういう意味で誰かの出囃子なんでしょうけれど、誰のだろう?
物語の中でどういう位置を占めていたのかは分からないままながら、うら寂しいような曲調に身を任せます。

少年とイルカとの交流を例にライトモティーフを語る閣下。
実際に何かそういう物語があったのかもしれませんが、知らない物語を共有できるところまで掘り下げるより、そういうことがあるよとさらりと流すように触れた方が、全体の流れとしては良いのかもしれないですね。

私の中では久石譲が音楽監督を務めた「はつ恋」がかなりそれに近い気がしますが。
母親の古いオルゴールが奏でる素朴な曲と、バースデー・プレゼントのレコードから流れるピアノ曲と、やがてBGMとして流されるフルオーケストラっぽい曲。
総てが同じ曲で、畳み掛けられてふと号泣してしまう。
派手で見所満載みたいな映画ではなかったですが、とにかく音楽が良くて、音楽がその世界を引っ張っていっているような、そういう映画だった覚えがあります。



◆「タンホイザー序曲」 R.ワーグナー(リスト編)


ライトモティーフからの「タンホイザー序曲」。
「巡礼の合唱」にも触れてくださってにんまり。
せっかくなら「白い巨塔(2003)」にも触れて欲しかった気がします。

ワーグナー+リストvsブラームスのトリビアがあったり。
ブラームスといえば「愛のワルツ」と「ハンガリー舞曲第五番」だよなあと思ったり。


素晴らしい盛り上がりの独りオーケストラ・タイム・リターンズ。
1台ぽっちのはずのピアノが、複雑な音の重なりで以て空間を支配していくような錯覚を覚えます。
ピアニシモのやわらかさ、フォルティシモの力強さ、全体を彩る華やかさ。
さすがはリスト×閣下といった風情。
あまりの素晴らしさに、隣席の方から思わずといった感嘆の声が。

ここで触れられるガルパンとリストの編曲姿勢の違いも面白い。
音数を減らしても曲の心を忘れない(雰囲気を壊さない)ガルパンと、物理的に弾ける音はすべて拾っておきながらガチャガチャさせないリスト。
この辺の編曲者としての姿勢とか、弾き手の心地よさみたいなものについて、もっと熱く語って欲しかった気がします。
まあ、子ども達は置いてきぼりになる可能性大でしょうが。


◆『風の谷のナウシカ』より 風の伝説、ナウシカ・レクイエム 久石譲(森下編)


ふああああ、来たよ来ましたよこの瞬間が!
ナウシカ・タイムが来ましたよ!
閣下の自虐的謙遜コメントとともに来ましたよ!

ナウシカといえば久石譲の出世作。
34歳の時の作品です。
こういうナウシカのようなメロディーのしっかりした曲は最近の映画音楽ではあまり好まれないとのこと。

確かに映画&音楽好きの友人には、
「サントラとして音楽だけで成立しているような映画音楽は、音楽としてよくても映画音楽としては駄目だ、映像と合わさって初めて完成すべきで、得てしてそういう曲はサントラとして音楽だけ聞いてもつまらないものだが、それがいいんだ」
というようなことを熱く語られたことがあります。
なんだそりゃ、と思った覚えがありますが。
でもそういう映画と補完しあって初めて成立する音楽が映画音楽なら、例えばクラシックや賛美歌の使い回しや既存曲のリメイクなんかはどう説明するんでしょうね?

それはさておき、何度聴いたか分からない「風の伝説」です。
藤原真理のチェロ×ピアノ版も好きだけれど、ピアノ独奏版も素敵!

そのうえ単純で質素でうら寂しい印象だった「ナウシカ・レクイエム」が、物凄く豪奢になっていてビックリ!
これに合わせて歌うには、もう「らん、らんらららんらんらん」は第九張りに合唱するしかないな、うん。


◆組曲『くるみ割人形』より 花のワルツによるパラフレーズ P.チャイコフスキー(グレインジャー編)


出だしの華やかさにもう、うっとり。
これが十本の指で出せる音色か。
鍵盤を叩いてペダルを踏んだらこの音が出せるって?
本当かなあ。

グレインジャーの編曲傾向についても一言いただきたかったなあと思いながら、これが終わったらもうこのコンサートは終わっちゃうんだなと思いながら、目を閉じないように気をつけて聞き入ります。


たくさんの拍手とともに始まった、アンコール曲は以下の通り。
◆『子供の情景』より トロイメライ(夢見心地) R.シューマン


ANAの先見の明(笑)にビックリ!
つくば子ども劇場が主催ということで『子供の情景』からの1曲だったのでしょうか。
良かったー、聴き馴染みのある曲で。
お陰様で最後まで愉しんで、リラックスして聴けました。


タイトルのとおり、まさに夢見心地で幕を閉じたラスト。
やまない拍手にもう一度出てきてくださって、綺麗にお辞儀を一つ。
そうしてはけてゆかれました。

あー、楽しかった。
子どもがたくさんいるコンサートということで、それこそ「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートに飛び入り参加でもするような覚悟で来た訳ですが、ちゃっかり愉しませていただきました。
posted by Yuki at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(イベント) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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